えすさん。

次の日。

 

食堂屋のおかみ「まーた畑が荒らされちまってるねぇ…困ったもんだよ。」

秘書「魔獣ですか?でもこのあたりに作物を荒らすような魔獣はウルフくらいですし、それなら追い払えるのでは?」

食堂屋のおかみ「それがね、最近このあたりにドラゴンが出没するらしいんだよ。流石にロクな武器もない、打ち倒せる屈強な戦士も居ないこの村じゃ成されるがままさ。」

 

ドラゴン。飛竜種や地竜種の総称である。魔獣の中ではトップクラスの強さを誇り、ギガンテスやアイスゴーレムなどの大魔獣クラスにも引けをとらない強さを持つ種族もいる。基本的に何かしらの毒や異能を持つので厄介な存在として、しばしば国から討伐要請を出される時がある。

 

秘書「あ、それなら!兵士さんならどうでしょう?あの人は国の軍で副士長だったらしいですよ!」

食堂屋のおかみ「どうかねぇ…ドラゴンなんて、10人ががりでやっと倒せるような大魔獣クラスの生き物って聞いてるからさ、武勲のある腕利きの騎士なら倒せそうだけどねぇ…。」

秘書「わかりました!とりあえず兵士さんに話だけでもしてみますね!」

 

………………

兵士「と、いうことか。なるほどな。ってアホか!」

秘書「いたっ、なんで叩くんですか!兵士さんの馬鹿力でドラゴンなんてねじ伏せられそうなのに…。」

兵士「ドラゴンなんて軍の遠征時に一度倒したきりだ…8人ががりで、だけどな。」

秘書「それなら流石の兵士さんでも無理ですかね…。」

兵士「いや、そんな事はないと思うぞ。畑を荒らすドラゴンか…つまり雑食性のドラゴンだろ?それなら心当たりが一つある。」

秘書「なんですか?」

兵士「ドラゴンは基本的に肉食性だ。雑食性のドラゴンで思いつくのは翼竜種だな。見た目は竜種にそっくりだが、血縁は鳥類の方が近い。竜種が持つ神経性の毒や血液を凝固させて壊死させる毒も持ち合わせてはいないし、魔力を使った異能も使えるほど知能も高くない。まぁいわゆるレッサー級のドラゴンっていったところだな。」

秘書「それなら倒せる見込みはあるんですか?」

兵士「まぁ、な。道具は必要だが翼竜種程度なら二人でも勝てるだろ。」

秘書「二人?木こりさんですか?」

兵士「あほか。お前に決まってるだろ。」

秘書「ええーっ!わたしですかぁ!?死んじゃいますって!」

兵士「お前一応軍の人間だろ。前線に出ろとは言わないが、戦闘のフォローだけならできるだろ。」

秘書「わかりましたよう…ところで、何の道具を使うんですか?」

兵士「こいつだ。俺の私物だがな。本来は巨大なイノシシ系の魔獣に使うものだが、翼竜種にも通用するだろ。」

 

兵士はころんとした毛糸状の物体を袋から取り出した。聞いた事がある。アリアドネという蜘蛛から採取した糸を丸め、投網のように投げて動きの早い魔獣の動作を鈍らせる働きがあると。これを使えば空から絡め落とす事ができる、という寸法だろう。

 

秘書「なるほど、バッチリじゃないですか!さっそく畑に行きますか?」

兵士「あいつらは夜行性だから今行っても何もねーぞ。まぁ本当に翼竜種か調べる必要はあるな…」

秘書「さっそくいきましょー!被害のあった畑まで案内しますね!」

 

荒れ果てた畑にて

 

兵士「畑に残った足跡の爪が前に3本後ろに1本、か。こいつは翼竜種だな。知識の乏しい一般人からするとドラゴンと一緒くたにされやすいが。」

秘書「これなら二人でもヨユーですね!頑張って倒しちゃいましょう!」

兵士「フラグを立てるなって…でもこの足跡から大きさを察するに、2メートル以上はありそうだな。…にしてもやけに畑がぬかるんでるな。昨日雨でも降ったか?」

秘書「いえ、昨日は快晴のはずです…でも畑ですし、誰かが水やりでもしてたんじゃないですか?」

兵士「農耕技術については俺も詳しくはないから何とも言えんな。とりあえず夜まで木こりや事務仕事でもしてるか」

秘書「わかりました!さっそく取り掛かりましょー!」

 

今日はここまで。セリフ長いな… もっと簡潔にまとめられるようになりたい。

えすえに。

朝か。大体半時の6の刻(午前6時)だろう。身体がこの時間帯に起きるよう軍に居た頃の習慣が身についてしまっていた。

兵士「おい、朝だぞ。いい加減起きろ。」

秘書「ん…まだ6の刻じゃないですか…いつも私は8の刻まで…。」

兵士「仕事だ。とりあえず村人の職業や人口について聞いておきたい。」

 

眠気まなこをこすりながら秘書が起きてきた。こいつは本当に軍人かと思えるほどの体たらくだ。こいつがここに居る理由も頷けるというものだ。

 

秘書「そうですね…ここは商業区とは離れてますが、木こりの方や木の皮で作る裁縫術に長けた方が多いそうです。漁業はさほど力を入れていないそうで、主に森林開拓で商業してるみたいですね。人口は400人ほどでしょうか。あっ!」

兵士「ん、なんだ?」

秘書「そういえば木こりの方が昨日から行方不明になってたと…」

兵士「なんでそれを先に言わないんだ、軍隊は村人の保護が第一だろ。」

秘書「いえ、せっかくここに就任してから1日目なので暗い話は…」

兵士「アホか、とりあえず聞き込みをしつつ探しにいくぞ」

秘書「わかりました、聞き込みですね!」

 

本当に大丈夫だろうか。まぁとりあえず不謹慎だが村人に顔を出す理由にもなるだろう。

 

食堂屋のおかみ「あら秘書ちゃんいらっしゃい!お隣りにいらっしゃるのは、えっと…?」

秘書「あ!この人が昨日から軍に派遣されてきた兵士さんです!」

兵士「どうも。ちょっとお聞きしたいことがありまして…」

 

かくかくしかじか、と経緯を話す。

 

食堂屋のおかみ「なるほどねぇ…木こりなら昨日ここの食堂でごはんを食べた後に森へ向かったみたいだけど。森には低級の魔獣しか居ないから、魔獣に襲われるって心配はなさそうだけど…」

兵士「わかりました。ありがとうございます。とりあえず森に向かうか」

食堂屋のおかみ「ああ、そうだ。何か食材になるものがあったらウチに持っておいでな。何か料理を作ってあげるからさ」

秘書「本当ですか!?おかみさんの料理はおいしいからー」

兵士「ほら、早くいくぞ。それでは失礼します。情報提供ありがとうございます。」

 

食堂屋を後にして、森へ向かうことにした。鬱蒼と茂る森だが、樹木は針葉樹ばかりだ。針葉樹は成長が早いので林業が盛んになったんだろう。

 

秘書「ひええ、森って巨大ナメクジとかグンタイアリが居るらしいじゃないですか、あまり攻撃的ではないとはいえおっきな虫は苦手というか…」

兵士「なに言ってんだ、俺は前衛。お前は後衛でサポートをしてもらうからな。安心しろ、撃ち漏らしはほぼ無いはずだ。」

秘書「それなら安心ですね。…?うなり声?が聞こえますね?」

兵士「ん?何も聞こえないが…」

秘書「あっちです!ほら、あそこ!」

 

草むらをかき分けて進むと、倒れた巨木に下敷きになった男がうなり声を上げている。どうやら、倒れた巨木に足が引っかかってしまい抜けないようだ。

 

兵士「あんたが木こりか?とりあえず木をどかすぞ。おらっ」

 

ずずん、と大きな音を立てて木をどかすと、2メートルはあるだろうか。自分より大きな大男がこちらに向き直ると、

 

木こり「ありがとうよ。木を切ってたら目算を誤って自分の方に倒してしまったみてぇだ。あんたらが助けにこかったら大変な事になってたな。」

兵士「大変な事?」

木こり「ああ、今日の夕暮れに商業街から商人が来るんだ。この切り出した木材を売って生計を立ててるんだがよ、商人が来るのは毎週1日だけなんだ。今日を逃すと来週になっちまうし、そうなると一度に全部切り倒した木々は運ばないからな。」

秘書「たしかに今日でしたね!間に合ってよかったです。ところで、その木は…?」

木こり「ああ、これは切り出して運ぶんだが仲間を呼べなかったから親切ついでにあんたたちと一緒に運んでくれると助かるんだが…」

兵士「それは了承したぞ。そうだな、木材の流通は全てあんたが一任されているのか?」

木こり「そうだな、兼業のやつらはちらほら居るが、本業として木こりを営んでいるのは俺だけだ。お前らが木々を切り出してくれたなら見積もりは俺でするぜ。もちろん、この木もだ。」

秘書「この木一本だといくらになるんですか?」

木こり「せいぜい500ゼニーってところだな。俺は木を切る専門だから、鑑定士が居れば商人と交渉してもっと値はつけられるとは思うんだがな」

兵士「なるほどな。とりあえず運ぶぞ。」

 

巨木を軽々と持ち上げて秘書と木こりが感嘆の声をあげる。腕っ節には自信があるからなんてこともない。このまま軍を辞めて木こりとして転向するのも悪くない…が、何か忘れてるような?

 

駐屯地にて

 

秘書「今日はなんだか疲れてしまいましたね、でも木こりさんも見つかってよかったです!」

兵士「そうだな、木材の売買は木こりに任せるとして、軍資金の援助について聞きたいことがあるんだが…」

秘書「軍資金の援助、ですか?うーん、そんな書類は見当たらなかったような気がしますが…」

兵士「なんだって?じゃあ他に書類が送付されてなかったか?」

秘書「そうですね、これならありますが…ええと、要約すると『駐屯地にて軍資金を100万ゼニー確保せよ。軍事商業流通ルートを抑える事。』つまり、お金を貯めて関所として商業ルートを開拓しろってことですね」

兵士「…それ以外は?」

秘書「ないですね。」

兵士「…マジか」

 

愕然とした。軍資金は全て自分で調達、更に商業ルートを開拓するまで帰ってくるな、ということだ。これはもう逃げ出したくなるほどの無理難題だ。

 

秘書「大丈夫ですよ!木々の運搬を手伝えば多少のお小遣いが貰えますから!それで頑張りましょう!」

兵士「お前、どれだけの年数がかかると思っているんだ…商人が来るのに週1回、木こりの分と合わせて積載できる木材の量は3000ゼニー分がいいところだろ。年数が経てばここは必要不可の駐屯地となって、しまいには…」

秘書「しまいには…?」

兵士「俺たちはクビってことだぞ。はぁー、本当にどうすんだこれ…。」

秘書「クビは嫌です!またお母さんの酒場で働くことに」

兵士「お前はまだいいけど俺はアテがねーんだぞ… ったく、どうすれば…」

 

ぐきゅる、とお腹のなる音がした。音の出どころは俺ではない。こいつか。

 

秘書「……あ、もうそろそろお腹減りませんか?クヨクヨしてたってしょうがないし、食堂に行きましょうよ!」

兵士「まぁ、そうだな、森に入った時に食える野草やきのこも採取しておいた。これで食費は浮くだろ。」

秘書「いつの間に!さすがですね、さっそくご飯を食べにいきましょー!」

 

呑気に食堂に向かう兵士と秘書を、上空から見つめている黒い影があった。

???「…グルルル」

 

今日はここいらで終わりにしよう、続きは書くか微妙。

 

えすえす。

暇なので、RPGツクールを作る時のネタでも投下してみます。RPGを作るかは未定ですが。

 

兵士「アル半島に出向、ですか。」

上官「そうだ、アル半島の軍基地では資金不足らしくてな、資源を取り揃えるルートを確保してほしいとのことだ。」

兵士「基地としての戦略的重要性は?」

上官「今のところは特に無いが、まぁあっても良いだろうとのことだな。」

兵士「そんなあやふやな…。」

 

俺が左遷された理由は大体見当がつく。他軍との合同試合で数々の軍人を病院送りにしてしまった一部始終をお偉いさんに見られていた、ってところだな。

 

上官「お前には同情するよ。まぁなんだ、ちょっとしたバカンスのつもりで行ってこい。そこで働きが認められれば軍位も上がるだろう。」

 

結果が伴わなければ…と最悪のケースも想像が付く。事実上の島流し、リストラだからな。

 

兵士「わかりました、とりあえず支度して2日後に向かえるように手配します。」

上官「ああそうだ、現地の基地に秘書が居るらしい。仲良くやってくれ。」

兵士「はい、ではこれで。」

 

帰路についた。半島に左遷かー。まぁ、流石に軍基地の拠点ということで多少の援助も出るだろうし、やるだけやってみるか。まずは支度しなくちゃな。

 

2日後。

 

何だここは。何もない。しょぼくれた民家がまばらにあるだけだ。ここは本当に軍基地の拠点なのだろうか。荒れ果てて手入れの行き届いてない夕暮れ時の畑道を歩いていると、年齢は15歳くらいだろうか。小さな少女がニコニコしながらこちらに手を振っている。

 

兵士「おーい、ここの住人か?俺は軍から派遣された兵士だ。軍基地の駐屯地を探しているのだが…。」

少女「あっ!お初お目にかかります!私がこの軍支部の秘書です!駐屯地はここですよ!ここ!」

 

と元気いっぱいに叫ぶ少女が、実は軍基地の秘書だったらしい。なるほど、なるほど。少女の指差す駐屯地とやらも、そこらの民家に毛が生えた程度の建物だった。これ、色々とまずいところに左遷されてしまったみたいだな…

 

兵士「とりあえず書類の整理から始めるか…ところで、地形の地図はあるか?ここら一体の地理に目を通しておきたいんだが…」

秘書「あ、それならここにありますよ!森や海は綺麗ですし、自然豊かで良いところですよね〜。」

 

こいつは本気で言っているのか。酒場も無い、魔道具専門店どころか武具屋すらないだろうが。ここは本当に軍の拠点なのかと疑いたくなるほどの平坦で平凡な… ここで数えきれないほどの愚痴を漏らしても仕方ないだろう。無い物ねだりほど虚しいものはない。

だが、部屋は綺麗だな。書類も整理整頓が行き届いている。こいつが全部やったのか?

 

兵士「そうだな、とりあえず書類には目を通しておくがそろそろ夜が更けてきたな…寝室はあるか?」

秘書「この部屋しかまともに寝泊まりできそうな部屋がないんですよね〜。」

兵士「それってまさか…。」

秘書「あはは…一つ屋根の下に暮らすことになりそうです。……私が寝てる時に手ぇ出さないでくださいね?」

兵士「当たり前だろ、子どもに興味はないわ!」

秘書「もー!これでも私19歳なんですよ!18歳で軍に入ったのでまだまだ新人ですけどね〜」

 

驚いた。15、6歳くらいの子どもだと思っていたが、自分と3つしか違わないらしい。身長もそうだけど、だって明らかに胸が…いや、やっぱりなんでもない。

 

兵士「そうだな、とりあえず話しながら資料には目を通しておいた。明日から忙しくなるぞ。」

秘書「はい!頑張ります!ではお布団を用意しますね!」

 

しゅるしゅるしゅる、と手際よくお布団を即座に敷いている。用意周到だな。まぁ明日から忙しくなると念を押しておいたんだ、すぐに寝付くだろう。

 

秘書「ふふっ…なんか長距離演習みたいですね!こうして皆とお布団にくるまりながら恋バナとか…。」

兵士「いいから早く寝ろ。休憩を取るのも軍人の務めだぞ。」

秘書「はーい、おやすみなさいです…。」

 

これからどうなっていくのか、どうすればいいのか。軍からの援助資金によるな。やりくりしてなんとか資源を確保して軍事的な商業ルートにできれば、と、そうこう考えてるうちに睡魔が襲ってきた。とりあえず寝るか…

 

腕は立つが向こう見ずで無鉄砲な兵士と天然だけど頑張り屋さんな秘書のお話…にしたいんだけど、なんか文章が稚拙すぎて恥ずかしくなってきたな。

気が向いたら続きを書こう…多分前のパターンと一緒で結局書かなさそうだけど…

 

てんすう。

なんとなく前のブログの記事の内容が内容だけに書き辛くなったけど、このへんでまたブロックの基準について書こうかな。

僕自身、FF外の人から煽られた経験がないのでなんとも言えないだけど、煽られたからはいブロックーはなんか味気ない気がする。というか、もったいないと思うようになってきた。

だから僕は100点を持ち点にして0点を下回ったらブロックするブロック指数を決めてからブロックするようにしている。「業者アカウント-100点」という特例の基準があるだけで、他は大幅に減点するような事はしていないので、よっぽどの事が無ければブロックしないと思います。

とりあえず思いつき次第付け足す感じで減点表みたいなのを簡易ではあるけど作ってみた。

 

アイコンをその時に流行してたアニメの

キャラにコロコロ変更する-1点

ツイート内容とふぁぼ欄とのギャップが(悪い意味で)ある-1点

支離滅裂で非常に文書が読みにくい-1点

コミュニケーション以外のリプライを送ってくる人-2点

明らかな嘘をあたかも本当の事のように言う-3点

喧嘩腰になる-5点

自分とはベクトルの違う下世話な話をする-5点

前に断言した事と違う事を断言する-5点

恋人の愚痴ツイートをして、ツイッターを友達感覚として扱って呟く-5点

悪意のある文書が晒された経験がある(晒した方に晒した理由で共感できれば)-5点

意固地になってお互いに分かり合えない論争を繰り広げた事がある-10点

なんかもう狙ったアングルで全体像の写っている自撮りを撮る(鍵垢は覗く)-10点

 

FF外から失礼します、というテンプレ構文を免罪符にして煽ってくる-50点

タイミングとか御構い無しに流行ってるホモネタを使ってくる-40点

他人のツイート内容を少しだけ改変(改変しなくていいところ)してオリジナルだと主張する-30点

常に誰かの模倣をしつつ、それを更に劣化させて模倣先まで迷惑をかける-30点

 

もっとある気がするけど、眠くて頭回らないから今日はこのあたりで。

 

しうせつ。

 

  物心ついた時には母親が死んでいて、父親も単身赴任だった僕は小さい頃からおばあちゃんっ子だった。夏休みには毎日のようにおばあちゃんの家に遊びに行っていた。僕に対していつも優しくニコニコしていたおばあちゃんだけど、ある日に行事ごとの出し物を閉まっておく倉庫になっている納屋を見つけて、何か掘り出し物や遊び道具がないか夢中になって探していると、しばらくしたら険しい顔をしておばあちゃんが「この納屋には危ないから入っちゃダメだよ。あとおばけが出るから日没後には絶対に近づかないでね。」と言われた。たしかに年代物の高価そうな陶器や稲刈りの際の鋭利な鎌が置いてあって、子どもが不注意で割ってしまったり傷つけてしまう可能性があるし、納屋の周りは薄暗く鬱蒼としていたから迷子になる恐れがあるんだな、と素直に納得した。しかし僕が納屋から出る直前に、立てかけてあったクワの近くにこの納屋には似つかわしくない80年代の少女漫画が置いてあったのに気が付いた。母親の私物だろうと思い、少し気にかかったがおじいちゃんが買ってきてくれたおもちゃに夢中になってすっかりその事は忘れてしまっていた。

  中学生3年生になった僕は、部活も引退して暇になった春休みに、またおばあちゃんの家に泊まることにした。中学生の僕は夜更かしグセがついていたので午前1時ごろまでゲームをしながら起きていると、家の玄関から誰かが出てくる音が聞こえた。「こんな時間に誰だろう?」と思って窓から外を覗くと、おばあちゃんが夕飯の残りを持って納屋に向かっていた。記憶の奥底に眠っていた記憶が蘇ってきた。「おばけにお供え物?なんか変だな…」と思って眺めていたけど、睡魔が襲ってきたので床に就くことにした。

  昨日の事が気になって、おばあちゃんに「昨日深夜に納屋に行かなかった?」と聞いたら、相変わらずニコニコしながら「いんや?昨夜は一歩も外に出歩いてないよ?納屋は危ないからね、行っちゃダメだよ。」とまた言われた。しかし体格も大人に近づいて、ある程度の見識を持っていた僕は、(まだ子ども扱いされてる…)と反抗期特有の顔色を呈していた。それを察してかおばあちゃんが続けて「あそこにはね、土着神様がいるんだよ。わけあって開かずの間になっている場所があるから、そこには絶対に入っちゃダメだからね。それ以外なら自由に出入りしていいよ。」と言ってくれた。

「土着神様」、「開かずの間」。この単語を聞いて、僕の中の冒険心と好奇心が躍っていた。健全な中学生男子ならば、この好奇心には勝てはしないだろう。さっそく部屋に戻って懐中電灯、お菓子などをリュックに詰めて、日が没するまで待つ事にした。

  日が没して晩ご飯を食べ終わって、懐中電灯の明かりを頼りに納屋へ向かった。納屋まで10メートルだろうか。なにやら女の笑い声が聞こえてきたような気がして、周りを見渡してみた。懐中電灯を照らしても、鬱蒼とした木々やカエルの鳴き声が聞こえるだけ。気のせいだろうと気を取り直して納屋に入ると、相変わらず年代物の陶器や七夕に使ったであろう笹の木、スキやクワなどの農業道具が無造作に置かれてあった。懐中電灯をクワのあたりに照らしてみると、そこに白い女の顔があった。思わず叫びそうになったのをこらえてよく見たら、ただの少女漫画だった。「なんだよ、おどかすなよ…」とため息をついて思い出したことがあった。「そういや小学生の時も漫画がここに置いてあったっけな…」と思ったがふと気がついたことがあった。前見た時の少女漫画よりも比較的新しめ(今でも通じる作画、といえばわかりやすいだろうか)の漫画が置いてある。ふと疑問に思ったが、そんなことより土着神様と開かずの間を探すのが先だ。しかし納屋を懐中電灯で照らしてみても、開かずの間なんてありはしない。ただの倉庫として使われてる古ぼけた納屋の壁があるだけだ。土着神様やら開かずの間やらなんておばあちゃんの嘘だと思い、納屋から出ようとしたら気がついた事があった。一見古ぼけた桐タンスだけど、地面を擦った痕跡がある。ゲームでよくありがちなタンスをどけたら隠し部屋が、というのを想像してタンスを擦った跡通りにどかしてみると、そこには小部屋があって、中央に井戸があった。「ゲームみたいですっげえ!」と僕は胸が躍った。さっそく井戸の中を照らしてみると、元来の井戸のように中は筒状になっているのではなく、地下へ繋がる階段を井戸で囲ったようなハリボテの井戸だった。ここまで来たら階段を下って土着神様を見てやろうと思い、階段を1段ずつ慎重に降りていった。地下に似つかわしくない座敷牢のような空間があり、その先にはぼんやりとした明かりが灯っていた。(こんなところにまで電気が通っているのか…)と思いながら懐中電灯を消して近づいてみると、何やら得体の知れない生き物の気配がした。ガサガサと何かが動いてる音が聞こえる、女の笑い声もする。

女の笑い声? なんで?

背筋がゾッとするのを感じた。動悸も激しくなる。なんでこんなところに女が?閉じ込められてる?いや、そもそもまずこの声の主は人間なのか…?

とにかく、ここに居たらヤバい。ヤバい。

本能が警笛を鳴らしていた。ぐるりと来た道を向き、早足で戻ろうとした時にテンパって、手に持っていた懐中電灯を落としてしまった。がちゃん、と座敷牢に懐中電灯を落とした音が響く。

 

今日は疲れたしここまでにしようかな…

小説?みたいなのを書いてみたいと思ったけど、ちょっと見返してみて稚拙な文章すぎるから続きは書くか微妙だな…

ちょくちょく手直しするかも。

ついたあ

ブログを書いて、とブログに催促されたのでちょっとツイッターのことについて持論というか、思ってることを再度つらつらと書いてみようかと思う。

僕はツイッターツイッターの機能について言及するようなツイートがあんまり好きじゃなくて、多分僕がツイッターツイッターの事を呟く時は愚痴ばかりだと思う。ツイッターの機能というのはリストインだとかブロックやミュートの事で、例えば「誰々にリスインされた」「誰々にブロックされた」「誰々をミュートしてる」などというツイートはミュート機能を使ってなるべく目に触れさせないようにしてる。

ツイッターは自分の呟きたい事をツイッターで起きた事象とは別に呟く場でいいと思ってるし、ツイッターの事象でツイッターに呟くのはなんか違うと思ってる。なんか日本語おかしいな… まぁいいや、なんというかいわゆる界隈絡みの事ばかり呟くのは自分自身もその人間関係に甘んじている気がするし、その人間関係もブロックやらリムーブで途切れてしまう希薄なモノだと思ってるからなんかツイートが薄っぺらい思えて来てしまう。

あとアカウントを消しての転生も好きじゃない。人間関係をリセットできるのは確かにツイッターの強みだけど、それは前のアカウントで人間関係を構築した上での転生なんだろうから、前のアカウントの人間関係を完全に放棄したことになる。理由はあれども、もしも僕と相互フォローしてる人が転生してわざわざ再度フォローしてきたら「この人は一度人間関係を断ち切ったのだから、金輪際関わるつもりはないんだな、だから再度フォローするのはおかしい」と判断してブロックしてしまうだろう。サブ垢からメイン垢に移行するなら別に構わないんだけども。

なんか日本語が不自由すぎるな… 文書を推敲しながら書く事に慣れてないからブログを始めたのになんだこれは…

とりあえずここらで終わりにします。

かみたば

遊戯王カードのルール変更についてちょっと書いてみようかと思う。ルールの改定で制限が加わり、カードの価値がよくわからないものになってしまった。店側が買取拒否してるのも初というレベルで混乱している。

トランプに例えるとするなら、

スペード<ハート=クローバー

1<12

だとして、今まで出来たのは

スペードの3を出します。スペードの3の効果でスペードの4を出します。スペードの3とスペードの4を合わせてハートの7を出します。ハートの7の効果でさっきのスペードの4を出します。スペードの4にクローバーの4を重ねて出します。クローバーの4の効果でスペードの9を出します。スペードの9の効果でスペードの2を出します。スペードの9とスペードの2でハートの11を出します。ハートの11の効果で相手はスペードの1〜5を出せません。」と、沢山カードを場に出したりできたのですが、ルール改定によって

スペードの3を出します。スペードの3の効果でスペードの4を出します。スペードの3とスペードの4を合わせてハートの7を出します。ハートの7の効果でさっきのスペードの4を出します。ハートの7が居るのでクローバーの4は出せません。ここで終了です。」

「それでは、ハートの7の代わりに光ってるハートの7を出します。光ってるハートの7の効果でさっきのスペードの3を出します。スペードの3の効果でスペードの4を出します。ですが光ってるハートの7が居るのでハートの7は出せません。ここで終了です。」

となるわけだ。でも、新しいカードの種類、ダイヤを出せばクローバーや他のハートをだせることになった。でもダイヤを出すにはスペードをもっと消費する必要がある。例を挙げた最初の展開だとハートの7の効果で出したスペードの4をダイヤに置き換える必要がある。とすると当然クローバーも出せないし、そこで止まってしまう。カードの中にはハートを3枚出して金色のハートのカードを出す。というものもあって、その金色のハートが実質ダイヤが無いと出せない状況になってしまっている。というか、ほぼ不可能に近い。

ハートのカードを沢山出すデッキやクローバーのカードを沢山出すデッキが弱体化しまったことになる。

 

わかりづらいかな… まぁ、自己満足なのでこれくらいで。