えすえす。

暇なので、RPGツクールを作る時のネタでも投下してみます。RPGを作るかは未定ですが。

 

兵士「アル半島に出向、ですか。」

上官「そうだ、アル半島の軍基地では資金不足らしくてな、資源を取り揃えるルートを確保してほしいとのことだ。」

兵士「基地としての戦略的重要性は?」

上官「今のところは特に無いが、まぁあっても良いだろうとのことだな。」

兵士「そんなあやふやな…。」

 

俺が左遷された理由は大体見当がつく。他軍との合同試合で数々の軍人を病院送りにしてしまった一部始終をお偉いさんに見られていた、ってところだな。

 

上官「お前には同情するよ。まぁなんだ、ちょっとしたバカンスのつもりで行ってこい。そこで働きが認められれば軍位も上がるだろう。」

 

結果が伴わなければ…と最悪のケースも想像が付く。事実上の島流し、リストラだからな。

 

兵士「わかりました、とりあえず支度して2日後に向かえるように手配します。」

上官「ああそうだ、現地の基地に秘書が居るらしい。仲良くやってくれ。」

兵士「はい、ではこれで。」

 

帰路についた。半島に左遷かー。まぁ、流石に軍基地の拠点ということで多少の援助も出るだろうし、やるだけやってみるか。まずは支度しなくちゃな。

 

2日後。

 

何だここは。何もない。しょぼくれた民家がまばらにあるだけだ。ここは本当に軍基地の拠点なのだろうか。荒れ果てて手入れの行き届いてない夕暮れ時の畑道を歩いていると、年齢は15歳くらいだろうか。小さな少女がニコニコしながらこちらに手を振っている。

 

兵士「おーい、ここの住人か?俺は軍から派遣された兵士だ。軍基地の駐屯地を探しているのだが…。」

少女「あっ!お初お目にかかります!私がこの軍支部の秘書です!駐屯地はここですよ!ここ!」

 

と元気いっぱいに叫ぶ少女が、実は軍基地の秘書だったらしい。なるほど、なるほど。少女の指差す駐屯地とやらも、そこらの民家に毛が生えた程度の建物だった。これ、色々とまずいところに左遷されてしまったみたいだな…

 

兵士「とりあえず書類の整理から始めるか…ところで、地形の地図はあるか?ここら一体の地理に目を通しておきたいんだが…」

秘書「あ、それならここにありますよ!森や海は綺麗ですし、自然豊かで良いところですよね〜。」

 

こいつは本気で言っているのか。酒場も無い、魔道具専門店どころか武具屋すらないだろうが。ここは本当に軍の拠点なのかと疑いたくなるほどの平坦で平凡な… ここで数えきれないほどの愚痴を漏らしても仕方ないだろう。無い物ねだりほど虚しいものはない。

だが、部屋は綺麗だな。書類も整理整頓が行き届いている。こいつが全部やったのか?

 

兵士「そうだな、とりあえず書類には目を通しておくがそろそろ夜が更けてきたな…寝室はあるか?」

秘書「この部屋しかまともに寝泊まりできそうな部屋がないんですよね〜。」

兵士「それってまさか…。」

秘書「あはは…一つ屋根の下に暮らすことになりそうです。……私が寝てる時に手ぇ出さないでくださいね?」

兵士「当たり前だろ、子どもに興味はないわ!」

秘書「もー!これでも私19歳なんですよ!18歳で軍に入ったのでまだまだ新人ですけどね〜」

 

驚いた。15、6歳くらいの子どもだと思っていたが、自分と3つしか違わないらしい。身長もそうだけど、だって明らかに胸が…いや、やっぱりなんでもない。

 

兵士「そうだな、とりあえず話しながら資料には目を通しておいた。明日から忙しくなるぞ。」

秘書「はい!頑張ります!ではお布団を用意しますね!」

 

しゅるしゅるしゅる、と手際よくお布団を即座に敷いている。用意周到だな。まぁ明日から忙しくなると念を押しておいたんだ、すぐに寝付くだろう。

 

秘書「ふふっ…なんか長距離演習みたいですね!こうして皆とお布団にくるまりながら恋バナとか…。」

兵士「いいから早く寝ろ。休憩を取るのも軍人の務めだぞ。」

秘書「はーい、おやすみなさいです…。」

 

これからどうなっていくのか、どうすればいいのか。軍からの援助資金によるな。やりくりしてなんとか資源を確保して軍事的な商業ルートにできれば、と、そうこう考えてるうちに睡魔が襲ってきた。とりあえず寝るか…

 

腕は立つが向こう見ずで無鉄砲な兵士と天然だけど頑張り屋さんな秘書のお話…にしたいんだけど、なんか文章が稚拙すぎて恥ずかしくなってきたな。

気が向いたら続きを書こう…多分前のパターンと一緒で結局書かなさそうだけど…